2019-08-30

とにかく哀しくて苦しい

死にたい夜に死にたくなって死にたいなって思いながら生きている。いわゆる希死念慮というやつだから理由なんて知るものか。とにかく死にたい気分だから死にたいって思って生きている。生きているんだ。私は生きているんだ。死ぬわけにはいかないから、生きているんだ。死なないように生きているんだ。多分死にたくはないんだろう。ただ、死にたいと思うだけ。希死念慮に囚われて、死にたい死にたいと口遊ぶ。
哀しい。とにかく何もかも哀しい。哀しくって悲しくって哀しい。私なんにもないのだもの。全部無駄になってしまったのだもの。知識も努力も記録も全部なくなってしまって無駄になってしまって、私ってなんだったんだろう。
やりたかったこと全部できなくなった。なにもなくなった。残らなかった。やりたいことも無くなった。だから哀しい。無駄になってしまった。全部。哀しい。苦しい。
眠ることすらままならなくなってしまった。壊れてしまった。
新しい薬の副作用なのか、じっとしていられないくらい身体中がイライラそわそわムズムズしてどうしようもなくて服用をやめた。飲めば元気になるけれど、何かが蓄積していって爆発する。閉塞感と焦燥感と虚無感らに潰れそう。

2019-08-19

午前二時を漂う

タマゴがヒヨコになって
ヒヨコがニワトリになって
ニワトリがタマゴになって
タマゴがキョウリュウになる

単純なパズルで午前二時を漂うと
雨降りの窓の外から鮫が覗くよ

ひんやりとした空気が部屋に満ちたら
つるりと鮫が入ってくるよ

心配しないで
鮫は私を食べなしい
鮫はあなたに気づかない
ぐるりぐるりと部屋を泳いで不安にさせるだけ

まぁ
一番怖いのは不安なんだけどね

なにをやっても

なにをやっても哀しくなるんだ。
なにをやっても苦しくなるんだ。
なにをやっても虚しくなるんだ。
なにをやっても楽しくないんだ。
何を食べても美味しくないんだ。

だからずっと、指先は光る板の上で落ち着かない。メイクは溶けてポシェットは絡まる。髪はパサパサ、悪酔いしたから気持ちが悪い。
地べたに座って休む。台無しにしてしまってごめんなさい。でも、あなたも私に不誠実だったでしょ、と、刺すくらい許して、は、くれない。そういうこと。あなたの嫌いなとこ。

澱だ。澱。心の檻に集めている澱。檻は頑丈だけれど隙間だらけでボロボロ零れ落ちた澱が私を蝕む。金庫があればよかったのだけれど。

理由を考える

理由を考える。眠れない理由を、ではなくて如何しようも無いような過去を振り返って理由を考える。何がいけなかった? と、答えようのないことを考え続ける。思考は空回り、素面で千鳥足。だからお茶碗を買った。今使っているお茶碗でも十分だけれど、どうしても欲しくて、時間を開けても何をしても欲しくて、だから今日、注文した。眠れなくてハイになっている今でないときっと冷静になってダメだから、今注文した。これで安心して眠れる、なんてことはないけれど、楽しみが一つもないのだから、許して。