2020-01-24

私はこれをビスコッティと呼ぶ

起きられないし眠れない。だからビスコッティを焼く。ナッツがないが致し方ない。そもそも、ナッツが無ければならないと思い込んでいるだけで別に必要ないのかもしれない。私はちゃんとしたレシピを知らないのだ。ビスコッティとは二回焼くという意味らしい。とにかく二回焼いてしまえば何が入っていようがビスコッティと呼ぼう。私一人だけでもビスコッティと呼ぼう。
卵、オリーブオイル、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダーをよく混ぜてクッキングシートを敷いた天板の上で楕円形に広げる。歪な形でも構わない。百八十度に予熱したオーブンで二十分焼いたら適当にカットして百五十度で更に二十分焼く。
あっという間にできてしまうので、あっという間に手持ち無沙汰になってしまった。かといってこれ以上凝った料理をする気にもなれない。分量も一応計るが適当だ。
オリーブオイルと牛乳だいたい大匙三くらい。大匙三まで計る事ができる100円の計量カップは私の救世主だ。薄力粉はだいたい百五十グラム。粉は袋からダイレクトにどさっと入れるのでだいたいオーバーする。ベーキングパウダーは個包装のものを使うので五グラムの時もあれば三グラムの時もある。
お菓子作りは軽量が命だと言うが、そんな事はない。分量が適当でも、よく火を通せば何とかなる。思ったものと違ったら、新しい名前をつけてやればいい。
あれ、もしかして、砂糖を入れ忘れている?
まぁ、良いか。