2017-09-28

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眠れない夜は長すぎて、怖くなるね。永遠って感じ。私一人が世界から切り離されて置いてきぼりを食らってるみたいで孤独で不安で、早く眠らなくっちゃって焦ってしまうよ。よく眠れるように念入りにやったストレッチもホットミルクもアレも全部気休めにもならない。あぁ、わかっているのに、液晶画面なんて眺めていたらダメだって。悪循環だって。なのに、孤独を紛らわせる為にデジタルな繋がりを求めてしまう。言葉だけが、慰め。

2017-09-25

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諦めた。もう随分前に。伝える事。理解する事。理解される事。
もう、疲れた。会話する事がもう億劫で、ストレスで、生返事しか返さなくなった。
彼は私の機嫌が悪いのだと思っている。お気楽でいいね。シュークリームやアイスクリームで解決できると思ってるの。ハッピーだね。
もう、機嫌の良し悪しなんて関係なくて、私は彼と関わること自体が途轍もなくしんどいのだ。だって、伝わらないもの。伝えようとする努力が、これ程までに虚しい作業であるとは思わなかった。
理解して欲しければ伝える努力をしなければならない。
だから、伝える努力をした。荒れ狂う感情をやっとの思いで沈めて紡いだ言葉を彼は一つも受け取らなかった。
いやそれは、そうじゃない、だからそれは……否定で始まる言葉に、歩み寄る余地などなかった。
解決しなければ。その為にも理解し合わなければ。そう思ったから私は向き合ったのに彼は目を背けた。 伝える努力も理解する努力も彼には無駄だ。わかったふりをすればいいと思っているのだろうから。理解を示しているふり。理解するつもりなんてさらさらないくせに、わかったふりだけはする。理解ある人間を演じる為にどうすればいいと繰り返し、意思を尊重しているふりをする。
 どうすればいい、どうして欲しいの、って、理解して欲しい。だから伝える努力をしてきた。だけど、もう限界。ふつりと切れてしまった。 あの日、私は悟ったのだ。これは馬の耳に念仏だと。私が向き合ったのは馬で、伝えたかったことは念仏。 日常会話ですらもう辞めたい。馬の耳に念仏を唱え続けるだけの力が私にはもうない。