2018-10-01

変な夢

変な夢 変な夢を見た。変な夢だったと思う。目が覚めた瞬間に弾けて消えてしまったからどんな夢だったのかわからない。けれど、懐かしい人から大事なことを教えられたような気がする。 どうして夢を忘れてしまうのだろう。あんなにはっきりと意識があったのに目が覚めたら意味不明な断片しか残っていなくて、夢現のうちに慌てて繋ぎ合わせて思い出そうとすると、どんどん目が冴えてしまってバラバラと夢は崩れて消えてしまう。多分、意味なんてない。分かっているけれどなんとなく、途轍もな く重要な何彼があったような気分になるので、余計に思い出そうと躍起になってしまう。 忘れてしまうということは、所詮それまでのことだと割り切ってしまえたら良いのに、中途半端に意味ありげな部分だけ覚えていたりするものだから気になって眠れない。眠れば続きが見られるという保証はないし、夜はいつだって私に冷たい。あぁ、だから夢を見るのかな。優しくもないしすぐに消えてしまうけれど、夜の冷たさに比べたら幾分かマシだから。